ストレスによる毛髪への影響について
また、強いストレスを受けて交感神経が優位になると、身体は緊張状態に入ってしまい、血管を収縮させてしまいます。血管が収縮すると言うことは、血行が悪くなることに繋がります。
頭皮下にある毛母細胞や毛乳頭といった毛髪の成長に関わる部分に流れる血液が少なくなることから、成長に必要な栄養素や酸素を充分に取り込めません。
このことから、毛髪の成長を阻害してしまい、髪の毛が細く、弱くなってしまうのです。他にも、強いストレスを受けることで、体内にはアドレナリンが分泌されてしまいます。要するに、身体が戦闘状態に入ってしまうのですが、このアドレナリンは身体を酸化させる活性酸素を増やす作用があるのです。
活性酸素によって頭皮にある皮脂が酸化され、過酸化脂質になってしまいます。そうすると毛穴が詰まりやすくなってしまって、酷い時には頭皮が炎症を起こすこともあります。
毛根そのものがダメージを受けるので、頭髪の成長が阻害されるのです。